業務フローの存在意義

記述しようとする業務の以下の点を明確にすることです。

  1. 対象担当者
  2. 処理の手順
  3. 各処理のインプットとアウトプット
  4. 物の作成、移動、保管、破棄
  5. 時間イベント

(2008.05.20)

1. 対象担当者

対象業務に関わる担当者を明確にします。
担当者は、

  • 特定の役割を担当している担当者
  • 部署
  • 別会社
  • 外部システム

であったりします。
コンピュータシステムを作成する際に記述する業務フローの場合は、自システムは登場しません。
また、担当者は個人名でなく「小口精算担当者」や「受注オペレータ」など役割名にします。
(2008.05.20)

2. 処理の手順

担当者が行う処理の手順を明確にします。
処理は、コンピュータシステムの処理名だけでなく、「記票」や「照合」などの手作業も該当します。
(2008.05.20)

3. 各処理のインプット、アウトプット

各処理のインプット(入力情報)、アウトプット(出力情報)を明確にします。
殆どの処理にはインプットとアウトプットがともに存在します。
コンピュータシステムの処理の場合、インプットだけでアウトプットがない等もあります。ない場合は、当然ですが 記述しません。
記述しない処理があると、人間は途端にいい加減に記述し始めます。常に気を引き締め、インプット、アウトプットを 正確に記述し続ける様、意識しましょう。
(2010.10.25訂正)
(2008.05.20作成)

4. 物の作成、移動、保管、破棄

帳票などが、いつ作成されて、どの担当者に渡り、最後は保管されるのか、破棄されるのかを明確にします。
例として、『購入申請書を作成し、上長に渡し、上長が捺印承認したことにより承認済み購入申請書となって、申請 者に戻り、申請者はそれを元に発注行為を行った上で、個人別に保管する』といった様に、物のライフサイクルを明確 にします。
(2010.10.25訂正)
(2008.05.20作成)

5. 時間イベント

処理の多くは書類や電話、メール等の目に見える、耳に聞こえるインプットが手元に届くことによって発生しますが、中 には「時刻」や「日付」などの時間イベントによって発生する処理もあります。
(2008.05.20)